インターン対策

22卒の就活はもう始まっている!?サマーインターンへの動き方解説

まだ春先にも関わらず”サマーインターンシップ”という言葉、よく耳にしませんか?「ついこの間まで冬だったに、もうサマーなんて気が早い」なんてことはありません!

サマーインターンシップという言葉を「聞いたことはあるけど、詳しくは知らない」「参加してみたいけど、何をどうしたらいいの?」そんな方もいることでしょう。

そこで今回の記事では、サマーインターンシップの目的から、参加までの流れをご紹介いします!

サマーインターンシップって?

サマーインターンシップとは、大学生・大学院生を対象にした、夏休み期間を中心に行われるインターンシップのことを指します。

サマーインターンシップでは、学生は長い夏休みの期間を活用できることから、2日以上のインターンシップが多い傾向があります。

サマーインターンシップの目的

インターンシップは、職場体験を通して実社会ではたらくイメージを掴むことが目的です。しかし、よくある1Dayインターンだけでは、企業や仕事について理解を深める時間が足りません。それでは実社会ではたらくイメージをするのは難しいですよね。

一方のサマーインターンシップでは、授業やテストなどで忙しい時期よりも、ある程度まとまった日数を確保することが可能です。さらには複数社のインターンシップに参加することもできます。

具体的なはたらくイメージを持つためにも、夏休み期間をうまく活用し、多くの業種や職種を体験しましょう。

サマーインターンシップの開催期間

サマーインターンシップの開催時期は7月下旬~9月中旬ごろです。日数は短期もので3〜5日、長期に渡るもので1か月ほどのインターンシップが実施されています。

業界研究や仕事探しを目的とするのであれば、短期のインターンシップを複数。1つのことに集中し、スキルアップを目的とするのであれば、長期のインターンシップをお勧めします。

サマーインターンシップでお金はもらえる?

インターンシップに参加する際、出社時の交通費や昼食代、営業現場への移動費など、意外とお金が必要になってきます。

企業の中には、学生の経済面を考慮し、交通費や昼食代を支払ってくれるだけでなく、日当や時給が発生する企業も存在します。

金銭面の対応は、企業によってそれぞれ異なりますので、インターンシップ募集要項を必ず確認しておくようにしましょう。

1年生でも参加できる?サマーインターンシップにはどんな人が集まるの?

サマーインターンシップに参加するのは、翌年に就活を控えた大学3年生、もしくは大学院生です。ですが、早くから活動している優秀層と接点を持つために、大学1,2年生も参加可能なインターンシップを提供している企業もあります。

ほとんどの企業は募集対象の学年をインターンシップの募集要項に記載していますので、確認してみましょう。大学3年生以上を対象にしたものもあれば、大学生であれば誰でも参加できるものなど、企業によってさまざまです。

大学3年生でインターンシップに参加し、就活の前準備をすることもできますし、大学1~2年生のうちから参加し、早めに業界研究やスキルアップすることも可能です。自分の学年や学びたいことなど目的にあったインターンシップを探してみましょう。

あわせて読みたい:【インターン解説1】1年生の参加もOK?短期・長期の違いとは?

サマーインターンシップに参加するメリット

夏休みにインターンシップに参加することで、どんなメリットがあるのでしょうか?

①早めの動き出しで就活準備に余裕ができる

夏休み期間は、企業にとっても学生にとっても、翌年の就職活動の準備を行う時期になります。

特に大学3年生の場合は、サマーインターンシップは早期に自分の将来を考えるきっかけになり、余裕を持って就活に臨むことができるのです。

②インターンシップの選択肢が豊富にある

サマーインターンシップは、インターンシップの最盛期に当たるため、多くの企業がインターンシップを募集しています。自分の希望にあったインターンシップが比較的見つけやすい時期だといえるでしょう。

③スケジュールの融通がつけやすく、複数社回ることができる

サマーインターンシップが行われる期間は、大学が夏休みの場合が多いため、特に地方学生のスケジュールの融通がつけやすくなります。

地方大学生にとって大学期間中にインターンがあっても、スケジュールの都合上行けないことが多々あります。しかし夏休み期間であれば、たとえ東京でのインターンであっても、まとまった日数を確保できることから、複数社・複数日にわたって参加することができます。

さまざまな業種や職種に触れ、将来の選択肢の幅を増やしましょう。

④インターンシップが内定への近道に

インターンシップへの参加が、内定に直結している企業も存在します。ほかにも、インターン参加者専用の特別選考枠が設けられている企業もあるようです。

企業側には、「3年の早い時期から就職活動に取り組んでいる学生は意欲的で、優秀な人が多い」という考え方があります。さらに、夏休み期間中であればインターンを通じて、じっくり時間をかけて学生との関係を築けます。

つまりサマーインターンは、学生側・企業側の相互理解を深める絶好の機会となっているため、青田買い的に、サマーインターンが内定につながるケースがあるのです。

また、直接的に内定へつながらなくても、間接的に内定へつながりやすいとも言えます。なぜならサマーインターンでは、業界や仕事への理解がより深められるからです。

業界や仕事への理解が深まれば、自分が働く姿のイメージがしやすくなります。働く姿のイメージがはっきりしていると、就活面接の際に受け答えがより具体的になり、結果として内定に繋がりやすくなるのです。

サマーインターンシップ参加までの流れ

それでは次に、サマーインターンシップに参加するまでの流れや、申し込みの方法について見ていきましょう。

サマーインターンシップの開催日程・募集スケジュール

4月中旬~5月下旬 サマーインターンシップの情報の公開開始
5月末~6月下旬 サマーインターンシップの応募者募集開始

(一部企業は6月中に募集を締め切る)

6月末~7月末 応募者の中からサマーインターンシップに参加できる学生の選考が行われる
8月上旬~9月中旬 サマーインターンシップが開催される

学生側の時期別おすすめ行動

3月~4月:自分の興味・関心や、向いている仕事について考えてみる

この期間は、企業の採用活動がスタートするため、インターンシップの募集はあまり多くありません。

サマーインターンシップの情報が出揃う前に、自分やりたいことや将来の目標など、自分を見つめなおし、インターンシップに備えておきましょう。

4月~5月:「サマーインターンシップ」の情報集め

新年度が始まるこの期間は、企業にとっては前年度の採用活動が終了する時期にあたります。そして、次年度の採用に向けた準備が始まります。

インターネットやSNSで昨年度のインターンシップ情報を集めたり、サマーインターンシップに参加したことのある先輩の声を聞き、自分が参加したいインターンシップは「どのような業界」「どのような仕事」なのか、イメージを作っていきましょう。

6月上旬~中旬:募集情報をチェックする

この時期になると、いよいよサマーインターンシップの募集情報が公開されます。

大学の就職支援センターや就活ナビサイト、企業ホームページ等、さまざまな場所でインターンシップの募集情報を入手することができます。

ひとつの情報源で希望に合ったものがなくても、諦めずに自分の参加したいインターンシップを探してみましょう。

6月下旬~7月:申し込み・選考への対策

サマーインターンシップへの参加には選考がある場合も少なくありません。

インターンシップの選考では、エントリーシートの提出や、企業担当者との面接が行われます。このタイミングで、初めてエントリーシートを作成する方、初めて面接をする方もいるはずです。対策を練るためにも、早めに申し込みを済ませましょう。

8月~9月:サマーインターンシップに参加

この時期に、インターンシップが開催されます。

学びたいテーマや目的をしっかりと持ち、有意義な夏休みにしましょう。

サマーインターンシップには選考があるケースも?

上述したように、インターンシップの申込み後、エントリーシートによる書類選考や、面接による選考が行われる企業もあります。特に人気のインターンプログラムほど、参加者を選考するケースが多くなってきています。

実りのある時間を過ごすためにも入念な対策をしていきましょう。

あわせて読みたい:伝わるエントリーシートの作り方!読み手を惹き付ける7つのポイント

サマーインターンシップ参加時に心がけたい4つのポイント

せっかく時間をかけて準備するのであれば、サマーインターンシップはぜひとも成功させたいですよね。充実した夏にするために心がけておくべきことを、4つご紹介します。

①目的を持って参加する

サマーインターンシップには、たくさんのレパートリーがあります。業種、職種、企業ごとに社風はまったく異なり、学べることも多種多様です。目的を持たずに様々なサマーインターンシップに参加すると多くの気づきは得られるかもしれません。しかし、ひとつのインターンからの学びが浅くなってしまうことが危惧されます。

「業種や企業ごとの営業職の違いを知る」といったような、インターンシップに参加する目的を明確にし、学ぶことを絞り込みましょう。1つの事を深く知れば、自然と知識の幅は広がっていくものです。

②積極的に情報を聞きにいく

学びたいことが明確になっていても、毎回それを企業担当者が教えてくれるわけではありません。

知りたい情報や体験したいことがある時は、積極的に社員や担当者に聞きにいってみましょう。情報は自ら手に入れることで、より実践的な学びになります。

③終了後に「何を得たのか」など振り返る

インターンシップが終了した後、なるべく記憶が新しいうちに、振り返りを行いましょう。

学びを得た瞬間は、その学びをずっと大切にしようと思うものですが、それらを整理した上で書き残しておくと、実践的な学びとして今後の経験に活かすことができます。

可能であれば、インターンシップに参加したその日の内に、振り返りをしておきましょう。

④人とのつながりを意識する

インターンシップを一人で行うケースは稀です。多くの場合は複数の学生が同時にインターンシップに参加する事になります。同じインターンシップに参加する学生との仲も深めると良いと思います。

なぜなら、インターンシッププログラムが終わった後も企業担当者からだけではなく、インターンシップに参加した仲間からだからこそ知りえるインターンシップ情報が得られますし、他の就活生の考え方に触れることができるまたとない機会です。

インターンシップで出会った同期をライバルとしてではなく、頼りになる仲間として、インターンシップ終了後も交流を深めていきましょう。

行きたい企業が見つからない!そんな時は・・・

サマーインターンシップに参加してみたいけれど、行きたい企業がどうしても見つからない場合はどうしたらいいのでしょうか?以下の3つの方法を、ぜひ試してみてください。

①自分なりのテーマを決めてみよう

インターンシップに目的やテーマをもって参加すると、より有意義なインターンシップにすることができます。

行きたい企業が見つからない場合は、自分がやりたいことから考えて、インターンシップ情報を探してみましょう。

②インターンシップ経験者に話を聞いてみよう

自分の将来やりたいことや、過去のインターンシップ情報を見てみてもいまいちピンと来ない、ということもあるかと思います。

そんな時は、実際にインターンシップに参加したことのある先輩や同級生に、感想や、インターンシップに申し込む判断基準を聞き、自分の考えを整理する際の参考にしましょう。

③大学の就職支援センターなどを利用してみよう

たくさんの学生の進路相談に乗っている大学の就職支援センターは、学生の就職をサポートするための機関です。いわば専門家といっても過言ではありません。

自分で考えられなくなったときは、大学の就職支援センターに相談しに行ってみましょう。

どうしても決められない時は、まずやってみる!

この記事を通して、サマーインターンシップに参加するまでの流れや、企業の見つけ方などを説明してきましたが、一度も参加したことのないサマーインターンシップを完璧にイメージすることは簡単ではありません。

悩んだ末にどうしても決められない時は、思い切って参加してみましょう。インターンシップに一社参加してみることで、自分の価値観やインターンシップの要領が掴めてくるはずですよ!

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