あいのりインターンは、4日間で4社の様々な業界、業種のインターンに参加し、『今まで知らなかったオモシロイ世界』に触れてもらいます。
春休みにあいのりインターンに参加したSさんの日程はコチラ
0日目 |
事前説明会 (目標設定や企業研究、マナー講座) |
HP |
1日目 |
株式会社関家具 |
→ |
2日目 |
株式会社丸信 |
→ |
3日目 |
株式会社カウテレビジョン |
→ |
4日目 |
スリー・アールシステム株式会社 |
→ |
1日目:株式会社関家具のインターン
日本一の家具産地、福岡・大川を拠点とする株式会社関家具
国内家具ショップと輸入家具ショップが凌ぎを削り、高級路線と低価格路線に2極化していく群雄割拠の家具業界において、創業以来50数年赤字なしという驚異的な企業です。今回、あいのりインターンに参加した学生は、関家具のインターンから何を学んだのでしょうか。
関家具インターンのスケジュール
9:40 |
(少しだけ)周辺のスタジオ見学 |
9:50 |
社員のNさんから関家具の説明 |
10:25 |
関社長と対談 質疑応答 |
10:50 |
売り場の見学 |
11:25 |
Oさんのお話 |
12:10 |
お昼 |
13:05 |
ユーロ事業部の商品開発について(Sさん、Iさん) |
16:00 |
MOKUBAの工場見学 |
16:30 |
解散 |
1日目のインターンで、一番印象深かったことは?
やはり社長とお話ししたことが一番印象的でした!その中でも社長の「失敗の数だけ成功がある」という言葉がとても心に刺さりました。50年間赤字なし、ということは簡単なことではありません。ずっと黒字を続けるには数々の成功があったのだろう、と思っていましたが、それと同時に同じ数、もしくはそれ以上の失敗がある、ということを社長の口から聞き、社長と社員さんのたゆまぬ努力を垣間見れた気がしました。
この日の学びをどう活かそうと思いますか?
「50年間赤字なし」「売れる商品を開発していく」という風に、商売では結果が全てかもしれませんが、ここに辿り着くまでの過程が大切だと学びました。なので就職活動にしても卒業論文にしても、「就職すること」「きちんと期限までに論文を書くこと」も大切ですが、準備をどれだけしたのか、をもっと重要視しようと思いました。
インターンに参加しなければ分からなかった気付きはありましたか?
社長の口から直接「関家具が50年間赤字なしの理由」を聞けたことはとても大きなことでした。会社全体の目線でもテレビ用でもない、社長自身の言葉でお話を聴けたのは、今回のインターンだからこその発見(経験)だと思いました。
2日目:株式会社丸信のインターン
数々の食品をパッケージで彩る企業、株式会社丸信
私たちが普段口にする食品は、全てパッケージで彩られています。味よりも最初は見た目の第一印象で商品を手に取る人も少なくありません。デザイン次第で商品の売れ行きが左右するパッケージの役割は重要です。そんなパッケージ制作を手がける、留米市の印刷メーカーです。今回、あいのりインターンに参加した学生は、丸信のインターンから何を学んだのでしょうか。
丸信インターンのスケジュール
10:00 |
自己紹介と企業説明 |
11:00 |
工場見学 |
12:15 |
お昼 |
13:00 |
アートディレクターについて(Tさん) |
14:30 |
企画立案 |
15:50 |
プレゼンテーション |
16:30 |
質疑応答 |
16:40 |
アンケート |
17:00 |
解散 |
2日目のインターンで、一番印象深かったことは?
アートディレクターのTさんがおっしゃっていた「お客様との会話から情報収集を行う」ということです。営業ではないものの、お客様と関わることも多いらしく、お客様と話すことも多いようです。その時に何気ない会話から始めるそうですが、そんな時でも相手は何が好きなのか、何に興味を持っているのか、などアンテナを張りながら会話を進めるそうです。「何気ない会話の中にイラストやデザインのヒントが隠されている」なんて考えたこともなかったので、とても心に刺さりました。
この日の学びをどう活かしたいですか?
午後に行ったグループワークでは、それぞれの意見をまとめることの大変さを学びました。それぞれのイメージを一つのものにして、どういう方向性でデザインするのか、グループだからこその難しさがありました。就職活動の面接ではグループワークを行うところもあると思うので、他人の意見に耳を傾けつつ、自分の意見も伝えて、皆の良いところをまとめて一つにする、というように活かしたいと思います。
3日目:株式会社カウテレビジョンのインターン
YOUTUBE が世に出る前にインターネットTV局を立ち上げたパイオニア企業、カウテレビジョン
企業を取材した番組をインターネット上で配信し、同時にその番組が、取材企業の採用や集客のツールとして役立っています。今回、あいのりインターンに参加した学生は、カウテレビジョンのインターンから何を学んだのでしょうか。
カウテレビジョンインターンのスケジュール
8:40 |
出社 |
8:45 |
朝礼の説明 |
9:00 |
朝礼 |
9:30 |
髙橋社長とお話し |
9:45 |
今まで訪問した企業のフィードバック |
10:15 |
髙橋社長と移動 |
11:00 |
アクタ様の訪問同行 |
12:30 |
お昼 |
13:00 |
かねやす様のロケに同行 |
15:30 |
帰社&1日のまとめ |
3日目のインターンで、一番印象深かったことは?
社長のインタビューは学ぶことだらけでした。相手が話しやすいように間を取ったり、限られた時間の中で話の切り替えをいかに違和感なくできるか、というのは、当たり前ですが簡単にはできないプロの技だと思いました。時間がないからと焦るのではなく、その中でいかにコンパクトにして話を聞き出すのか、ということはとても勉強になりました。聴き上手は、頷くこと、目線を合わせること、おうむ返しをすること等だけではない、と新たな発見がありました。
また、丸一日社長の『聴き方』を拝見していましたが、社長は相手が説明をする前に自分から「これ、何ですか?」「どういうことですか?」と聞いている場面がありました。そうすると相手の話を理解しやすいし、途中で新たな疑問とかも投げかけやすいのかな、と思いました。私は相手が話し始めるのを待ってしまうので、全てそのやり方が良いわけではなくて、状況を把握して聴き方を変える必要もあると思いました。企業説明会や明日の訪問先などで早速活用していきたいと思います。
この日の学びで活かしたい所はありましたか?
午前中のアクタ様訪問では1時間のうちで、仕事の話は終わりの20分程度でした。仕事として行ったからといって、最初から最後まで仕事の話をするのではなく、世間話などから相手(お客様)の現在の仕事内容や取り組みをさりげなく聞いていく所は是非とも活かしたいと思いました。
4日目:スリー・アールシステム株式会社のインターン
パソコン周辺機器をはじめとして、幅広い商品を開発・販売している総合メーカー、スリー・アールシステム株式会社
3Rの商品開発のコンセプトは「便利、気軽、おもしろい」。パソコン周辺機器にとどまらず、デジタル機器、内視鏡などの検査機器、顕微鏡、LED関連、さらには太陽光発電まで。お客様のニーズを読み取りながら、ありとあらゆる商品を開発している企業です。今回、あいのりインターンに参加した学生は、3Rシステムのインターンから何を学んだのでしょうか。
スリー・アールシステムインターンのスケジュール
10:00 |
自己紹介 |
10:20 |
社長メッセージ |
11:10 |
会社説明 |
11:40 |
会社案内 |
12:00 |
お昼 |
13:00 |
社員とフリートーク |
13:45 |
社員スピーチ |
14:30 |
セミナー・ワークショップ |
17:00 |
アンケート |
4日目のインターンで、一番印象深かったことは?
社長の「社会は出てみないとわからない。業界研究ではムリ」という言葉です。まさにこのインターンがそうですが、自分の知らない職業というのが世の中には沢山あって、それは行動していかないと得ることができないと思いました。また、Webマーケターという知らない職について知ることができたので楽しかったです。Webマーケターの中でも国内と海外で違いがあり、どういうところに気をつけているのかを聞けたことは良かったです。ウェブ=理系だと思っていましたがそれも思い込みで、HPで手に入る情報より目で見ないとわからないこともたくさんありました。自分の視野はまだ狭いと知りました。
4日間のあいのりインターンを通して得た気づき
就職活動でも、数字や実績にとらわれないことが大切だと感じました。社員がどういうふうに働いているかや、社長の想いにどれだけ共鳴しているかが一番だと感じました。いくら黒字でも社員をこき使っていたら良い会社とは言えないのではないかと感じました。
カウでのインターンの際、社長と就職活動のことや企業のことなど、かなり濃いお話をさせていただきました。その中で私が「この業種は自分には向いていないと思う」とお話しすると、「消去法で企業探しをすると選択肢を狭くしてしまって、できない理由を探す癖がついてしまう。就職活動の本質っていうのは審美眼を磨くということで、どういう所で働きたいか、どういう社長の思いに共鳴したのか、っていうように、自分が訪ねた企業の良いところ、悪いところ共に見つけるようにするといい。つまり、惚れる要素を見つけるってこと。」と言われました。今の私は、企業の良い所よりも自分に合っていない所を探していたような気がします。なのでもっと広い視野でみようと思いました。