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【GD選考対策】グループディスカッションで失敗しないための対策法

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採用の選考ステップにグループディスカッション(GD選考)があると、憂鬱な気分になる方は多いのではないでしょうか。積極性やリーダーシップに自信が無かったり、そもそも社交的なタイプではなかったり、グループディスカッションに苦手意識をもっている方は意外と多いようです。

「グループディスカッションは得意じゃない…」
「グループディスカッションでの注意点は?」
「この選考では、どんなポイントをチェックされているの?」

今回は、グループディスカッションが実施されている理由と、選考を受けるに当たっての注意点を紹介します。

グループディスカッションとは?

まずは言葉の意味から、グループディスカッションについて考えてみましょう。

「ディスカッション(Discussion)」を日本語に訳すと、「討論」や「話し合い」と言い換えられます。「討論」とは、大辞林によると「ある問題について、互いに意見を述べ合うこと」だそうです。「グループ(Group)」は「集団」と訳されます。

つまりグループディスカッションとは、「集団で、ある問題について、互いに意見を述べ合うこと」をいいます。

グループディスカッションの構成要素

次に、グループディスカッションの要素を分解して、理解を深めてみましょう。「誰と」「なにを」「どのように」討論するのかを事前に知っていれば、本番で大きな失敗をしないはずです。

「集団」とは

ここでいう「集団」が何人になるかは、選考を実施する企業によって異なります。一般的には、4~6名で行われることが多いようです。その理由は、30分~1時間という試験時間の中で、全員がある程度の発言ができるようにするには4~6名が適しているからです。また、6名以下であれば、採用担当者が観察しやすい人数でもあります。

「ある問題」とは

ディスカッションするテーマです。一般的には、「答えのない問題」が出題される傾向があります。たとえば、「”仕事”とは?」「”働く”とは?」といった抽象的なテーマがよく選ばれています。正解がないからこそ、それぞれが自分の意見を述べやすいのです。

「互いに意見を述べあう」とは

ポイントは「互いに」です。自分の意見ばかりを主張するのはNGで、逆に自分の意見を全く主張しないのもNGとされています。また、「意見を述べあう」ためには、相手の意見をしっかり聴くことも求められています。

グループディスカッションでの役割分担

最後に、グループディスカッションで与えられる役割について確認しておきましょう。役割を決めないままディスカッションを進めても、意見がまとまらなかったり、時間内に方針が定まらなかったり、議論の停滞が生じてしまいます。

そのため、グループディスカッションが始まってから1~3分は、役割決めの時間に当てられることが多いようです。採用担当者から細かく指示がある場合はそれに従って、指示がない場合は以下の4項目を参考に、役割決めを行いましょう。

進行役

進行役は、ディスカッション全体の進行役です。議題について、各メンバーに意見を求めたり、出た意見をまとめたり、与えられた時間内にグループ内で結論がまとまるよう調整する役割です。

この役割は、積極性やリーダーシップを示せることから、花形ポジションと捉えている学生が多いようです。しかし、リーダーシップを示そうとするあまり、強引に結論を出そうとしたり、他人の意見を蔑ろにしたりするなど、一歩間違えるとマイナスなイメージが付きやすいことも留意しておきましょう。

グループディスカッションでは「協調性」もチェックされている可能性があります。このポジションにチャレンジする際は、後ほど説明する「ブロッキング」をしないよう注意しながら、進行を進めると良いでしょう。

書記役

書記役は、ディスカッション中に出た意見の記録&まとめ役です。紙に書く場合やホワイトボードに書く場合、模造紙に書く場合など、いくつかのケースが考えられます。一見地味に思われがちですが、実際の企業においても会議の議事録を作る書記役が居るなど、重要な役割です。

ディスカッションで出た意見をただ列挙するだけではなく、類似する意見ごとにまとめて記載するなど、「情報を整理し、後々見返しても分かりやすい状態で記録する」技術が求められます。「誰が」「どんな意見を」「どの進行状況で」発信したのかまで記録に残すことができれば、あなたの几帳面さや正確さ、地頭の良さが伝わることでしょう。

また、進行役のサポートも大切な役割です。ディスカッションの中盤から終盤にかけて、班内の意見をまとめる時に、現時点でどのような意見が出たのか、類似している意見やユニークな意見など、端的・そして正確に進行役や全体に共有する必要があります。ここでもやはり、「協調性」が大切になります。

タイムキーパー

タイムキーパーは、時間の管理を行います。30分や1時間など、与えられた時間内に結論がまとまるよう、進行役と協力して全体をサポートします。議論に熱中するあまり、結論がまとまらないまま残り時間があと僅か…なんて事にならないよう、「残り時間X分です」と全体に時間を意識するよう促します。また、場合によっては、「残り時間X分です。そろそろ結論のまとめに移るのはいかがでしょうか?」と提言するのも大切です。

進行役と息を合わせるために予め、「X分までは意見の洗い出し、X分時点でまとめに入り、X分からは発表準備に入るのはいかがでしょうか?」と目安時間を定めておくのも良いでしょう。

発表役

発表役は、グループでまとまった結論を、最後に全体に向けて発表する役割です。人前に出て話すことになるため、緊張感が苦手な人は避けがちな役割です。そのため、チャレンジすれば積極性が示せるうえに、うまく発表できればプレゼン力もアピールできます。緊張があっても、「ハキハキ」そして「堂々と」グループの結論を話せれば上手な発表に見えるため、積極的にチャレンジしてみましょう。

役割がない場合は?

何かしらの役割を持つと、その分だけ高い評価がなされることはよくあります。しかし、役割がないとダメというわけではありません。グループディスカッションにおいては、「自分の意見をしっかり言うこと」「他者の意見をしっかり聴くこと」が大切です。「協調性」や「参加する姿勢」が見られていることを意識しましょう!

グループディスカッションを実施する意味

グループディスカッションの概要について説明しました。では、なぜ採用選考の場でグループディスカッションが実施されるのでしょうか?企業側の実施する意図と、採用担当者がチェックしているポイントを説明します。

企業側の意図とは

企業の一員として働くうえでは、「周りとの協力」が必要不可欠です。会議ひとつとっても、その目的はより良いアイディアを出すためだったり、合意の上で事を進めるためだったり、他者との意見のすり合わせが必要になります。グループディスカッションでは、主にそういった「周りとの協力」が問題なくできそうか、という点がチェックされているのです。

また、他者と協力するにはコミュニケーションを取る必要があります。そのため、グループディスカッションでは、協力して仕事をするうえで必要なコミュニケーション能力があるかもチェックされています。

採用担当者がチェックしているポイント

明確なチェック基準は企業によって異なります。そのため、ここではよくあるチェックポイントについて述べていきます。

協調性

「人の話を遮らない」「意見を頭から否定しない」などのグループワークにおけるNG行動がないか、自分の意見を述べてグループに貢献しようとする姿勢はあるか、他者の意見をしっかり聴いているか、事前準備や後片付けに参加しているか、といった項目から協調性が判断されます。

大切なのは、真面目に取り組むことです。力が入りすぎるあまりに我を押し通そうとしたり、反抗的な態度をとったりしなければ、概ね心配いりません。

積極性・主体性

進行役や発表者などの役割を自らすすんで受け持つと、積極的な印象が残ります。また、言われずとも事前準備や後片付けに取り組むと、主体的な印象が持たれやすいです。

個性・考え方の傾向

ディスカッションで話し合っている内容もチェックされています。注意が必要なのは、優秀さばかりに注目しているわけではないということです。会社との価値観が合いそうか、実際に仕事をさせたらどのシーンで活躍してくれそうか、といった個人と企業のマッチ度合いが見られています。そのため、無理に飾らず、素直な意見を出したほうが好感をもたれやすいのです。

大切なのは

よくあるチェックポイントを3つ挙げましたが、ここでいちばん大切なのは「協調性」です。組織で仕事をしていくと、多種多様なタイプの人と関わることになります。近年、多様性(Diversity)が重要視されているのは、異なるタイプの人同士が協力し合えばこそ、よりよい成果が期待できるからです。その協力に必要なスキルが協調性であり、協調のためのコミュニケーション力なのです。

グループディスカッションにおけるNG行為とは

ここまで、グループディスカッションの概要や実施する意図、チェックされているポイントについて説明しました。次は、実際にグループディスカッションに参加するにあたっての注意点を紹介します。

意見を全く言わない

概要でも説明したとおり、「互いに意見を述べあう」ことが求められるグループディスカッションで、全く自分の意見を言わないのはNGです。協調性がないと思われてしまう場合があります。

とはいっても、いきなり意見を求められたときにパッと答えるのが苦手な人にとっては辛いですよね。そんなときは、「まだ上手くまとまっていませんが~」といったように、枕詞を挟むと良いでしょう。内容が拙くても、素直さや参加する姿勢は充分に伝わってきます。

人の話を遮らない

相手の話を真剣に聴いていると、「それは違うんじゃ…」と否定したくなったり、「私はこう思うのだけれども~」と話を被せたくなったり、つい相手の話を遮りそうになることってありますよね。このような気持ちが生じることを、心理学では「ブロッキング」と呼んでいます。ブロッキングは誰にでも起こり得ることですが、実際に相手の話を遮ってしまうのはNGです。

ブロッキングはなぜ生じるの?

人の価値観は、育った環境やこれまでの経験から形成されていくと言われています。自分と全く同じ環境で育ち、同じ経験をしてきた人はいませんよね。そのため、「似ることはあれども、全く同じ価値観を持つ人はいない」というのが、心理学で「ブロッキング」について考える上での前提です。

たとえば、「辛いものが好き」という同じ価値観をもっているようであっても、「痺れるような辛さ」が好きなのか「火傷したような辛さ」が好きなのか、相手と自分の間に微妙な差があった、という経験をしたことはありませんか?「相手は同じ価値観をもっているはずだ」という前提で話を聴き、その内容から自分と相手の価値観に差異を感じると「それは違うんじゃ…」というブロッキングが生じます。

ブロッキングは誰にでも起こりうることであり、決して悪いことではありません。しかしグループディスカッションにおいては、「自分の意見を主張する」のと同じくらい、「相手の意見を尊重する」ことも大切です。「全員が異なる価値観をもっているんだ」という心構えで、相手の話を遮らないよう、真剣に聴きましょう!

話を逸らさない

ディスカッションの題材からずれた方向で話を進めるのはNGです。全体の話の流れを把握するためにも、1人1人の話をよく聴き、何を伝えたいのか理解することが大切です。場合によっては、自分の理解と相手の伝えたかったことが合っているか質問をしてみるなど、理解のすり合わせを行いましょう。

さいごに

グループディスカッションでは、「協調性」や「個人と企業のマッチ度合い」が見られていることが多いようです。そのため、自分の意見をしっかりと述べ、相手の意見もしっかり聴くことが大切です。まずはこの2つを意識して、GD選考に挑んでみましょう!

苦手意識や不安が強い方は、大学のキャリアセンターや就活支援企業が実施しているグループディスカッションの練習会に参加してみると良いかも知れません。

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