福岡にお住まいのみなさん、喜ばしい出来事があります。
なんと2016年、日経産業消費研究所が発表した「ビジネスマンが選ぶ住みたいまちランキング」で福岡は日本一に選出されました!
その他にも、美食のまち、九州ナンバーワンのまち、美人の多いまち、など何かと話題になることが多い「福岡」
人気を支える理由とはなんでしょうか?福岡を創業の地として、就職活動のサポートをしているカウテレビジョンが、福岡で就職する魅力を徹底的に解説していきます。
福岡で”暮らす”魅力
福岡が住みたいまちランキング1位になるのには、それなりの理由があります。主な理由を3つの視点で紹介します!
1.生活費が安い
福岡で暮らす魅力の筆頭に上げれられるのは、”生活費の安さ”です。
九州の要所、地方中枢都市にも数えられる福岡ですが、全国的に見ても生活費がかからない都市であることが数値に現れています。
家賃が安い!
▲1ヶ月あたりの家賃平均 (平成25年) 出典:総務省統計局「住宅・土地統計調査」
福岡県の平均家賃は、4万6,446円。
日本の大都市圏と呼ばれる関東エリア、関西エリア、中部エリアの主要都市と比較しても、格安の家賃相場となっています。
また、全国平均と比較しても7,000円以上もお得に家を借りることができます。
福岡県の人口は2017年の時点で約511万人。これは九州内ではダントツの1位。日本全国で見ても9位に入る人口数となっており、人口密度でも全国で7位となっています。
需要が増えると値段が上がるということを考えると、福岡県は家賃がお得な県といえます。メディアでも福岡の家賃の安さが取り上げられることが多く、全国的にも注目されているようです。
食費が安い!
食料品の物価を計測する「消費者物価地域差指数」というものがあります。
全国平均が100円で買えるものがあるとしたとき、その県ではいくらで買うことができるのか?という指標ですが…
▲消費者物価地域差指数・食料部門 (平成29年)
出典:経産省統計局「小売物価統計調査(構造編)」
福岡県の数値は97.3円!食料物価が高い北海道と比較すると5.9円下回っており、全国平均を2.7円下回っています。この数値は全国で8位にランクインする食料物価の安さになります。
美食の町として全国的にも有名な福岡ですが、食料品を安く買うことができるため、手頃な値段で美味しいものが食べられる地域だと言うことができます。
交通費が安い!
職場への通勤は、生活をする上での大きな負担となることがあります。
会社までの距離が遠いと、出勤するだけで疲れてしまいますよね?でも、コンパクトシティを実現した福岡なら、通勤だって便利なんです。
▲1日の往復通勤時間 (平成28年) 出典:経産省統計局「社会生活基本調査」
福岡県の平均往復通勤時間は、1時間14分。片道あたり平均37分ということになります。通勤時間の長い神奈川と比較すると1日あたり30分も福岡人の方が自由に使える時間が捻出できます。
これを月換算すると30分×20日=600分。10時間分も他のことに当てられるのです。2時間映画を5本も余計に見ることができるくらいのお得度があるんですね。
また、物価指数で見たときに、福岡県の平均通勤費は98.7円。最も通勤費の高い東京と比較すると、5.6円下回っており、全国平均を0.4円下回る結果になっています。
日本の大都市圏と呼ばれる関東エリア、関西エリア、中部エリアの主要都市と比較すると短時間で出勤できます。さらには交通費を抑えて移動することができるため、全国的に見ても非常に安く会社に通うことができます。
とにかく物価が安い!
▲都道府県別 消費者地域差 物価指数(総合)(平成29年)
出典:経産省統計局「小売物価統計調査(構造編)」
「消費者地域差 物価指数(総合)」とは
生活費の10大項目(食料 、住居、光熱・水道 、家具・家事用品、被服及び履物、保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽、諸雑費)の費用を合計した平均物価指数のことをいいます。
福岡県の平均物価指数は96.8円。
日本全国で5番目に物価の安い地域ということになります。
もちろん、日本の大都市圏と呼ばれる地域の中では、最も安い物価水準です。
ご飯が美味しい
美食のまちとしても名高い福岡。
ラーメンや明太子、もつ鍋やごまさばなど、ご当地めしを思い浮かべる方も多いはず。
福岡が美食のまちと呼ばれる理由は、数値にも現れています。
お魚がいっぱい
▲全国主要産地市場 取扱高(金額) 出典:福岡市農林水産局「鮮魚市場(水産物部)年報」
福岡港の魚の年間取扱高は全国1位の”457億2,200万円”。福岡は魚の一大産地であると言えます。
福岡県内の主要都市は海沿いに面していることもあり、スーパーや飲食店でいつでも新鮮な魚を食べることができます。
福岡=食の都!?
食の都といえば?
– 食事が美味しい街ランキング –
(出典:『地域ブランド調査2016(株式会社ブランド総合研究所)』※全国1000市区町村…全790市+東京23区+187町村)
によると、日本の政令指定都市では第1位の札幌市についで、福岡市が第2位に選出。以下は大阪市、横浜市、京都市と続いています。
福岡=食の都、というイメージは全国的にも根付いているようですね。
よそ者を受け入れる風土がある
▲成長可能性都市ランキング・ポテンシャルランキング
出典:野村総合研究所「ランキングによる都市の持つ「成長可能性」の可視化 ~地方創生の成功の鍵はどこにあるのか~」
市場の拡大や人材教育、多様性などの項目で長期的な視点で成長が見込まれる「成長可能性都市ランキング・ポテンシャルランキング」において、福岡市は全国1位に選出されました。
また、現在の成長している都市が選ばれる「成長可能性都市ランキング」でも、福岡市は東京に続き全国2位に選出されています。
選出の大きな理由として挙げられているのが「多様性に対する寛容度」です。
福岡の街は古くから”文化の玄関口”として栄えてきました。
一見は異質に見えるものであっても、寛容な心で受け入れ、ともに新しいことに挑戦する文化が福岡の人々に根付いているのです。アジアとの距離も近く、様々な人が行き来していることも挙げられます。
さいごに
福岡が「ビジネスマンが選ぶ住みたいまちランキング」1位に選ばれる理由が、なんとなくでも伝わったのではないでしょうか?
物価が安くて、食べ物も美味しい。そして寛容な風土もあるダイバーシティ福岡。暮らしやすいだけではなく、実は働きやすいまちでもあるのです。
次の記事では、福岡で働く魅力について解説していきます。
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